昨今のアウトドアブームならずとも、アクティブに活動する人にとって最良の相棒候補となりえるのが、「ジャックラッセルテリア」である。
往年のコメディ俳優、ジム・キャリー主演の映画マスクに登場する「マイロ」が頭に浮かぶ人も多いだろう。

小型犬でありながら筋肉質な体から生み出される体力は他の小型犬を圧倒。
特にスムースコートのジャックは日頃のお手入れもしやすく、アウトドアアクティビティで付着した泥や砂などを簡単に洗うことが出来、ドライイングも短時間で済む。

いわゆる「UL」。
「ウルトラライトでワンちゃんと活動したい」と考える人にとってはどの犬種をとってもそのアドバンテージは一番手にくるといっても良いだろう。

さて、今回レビューするのは生後6ヶ月を迎えた「HONHANE BABY」のジャック・ラッセル・テリア。
これほどまでに落ち着きがあるジャックは見たことがないほどに従順。
ジャックとの生活を考えている方は注目してほしい。
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ホンハネジャックのパーソナルデータ

トレードマークの尻尾の付け根のワンポイントと細マッチョ体型

「明確な独自性」
ドッグユーザの誰しもが探すであろう「オンリーワン要素」。
この子を見た瞬間真っ先に尻尾の付け根上にある「ターゲットマーク」の様な模様に目を奪われる。

8/14のこの子の体重は3.5kg。
生後6ヶ月で二週間の体重進捗は約300g。
理想的な食事をとれば、着地点は4〜5kgといったところか。


体重以上に注目したいのが「体格」である。
体高／約24cm
着丈／約26cm
胴周り／約33cm

着丈部が体高を上回り、俗に言う「ドワーフ」。
触診すると骨太で筋肉が発達しており、いわゆるジャックの理想である「細マッチョ」を形成し始めている。

特に本羽田店では毎日の「体重計測」と「お手入れ」による全身チェックを行っており、腰骨付近の触診で太り具合をチェック。
「数値と触診」
この2つを行うことにより、「太りやすさや痩せすぎ」が発生しないように管理をしている。

「俊敏に力強くギャロップ」
これこそがジャックを育てる上で必要なイメージではないだろうか？
その上で、体格そのものがドワーフ寄りなのは非常にアドバンテージといえる。
「低重心」を保つことが力強いギャロップを放つ上で非常に重要な要素だと思うからだ。

驚異のお留守番能力。無駄吠えゼロ更新中。

「静かなる番犬」
現在、ホンハネジャックはお留守番訓練の真っ最中。
驚異的な大人しさで、今まで聞いた「要求吠え」はほぼゼロとなっている。

ここで心得てほしいのは「要求吠え」はあっても「無駄吠え」というものは実は存在しないということ。
「何かしら要求しているから吠える」のであって、そもそも犬は何も無いのに吠えることはしないのだ。

ホンハネジャックは「サークル内ではおとなしくするもの」ということを概ね学習しているのだと思う。
その上で、
☑サークル内の食事
☑サークル内での給水
☑サークル内での就寝
☑サークル内でのお留守番
はほぼパーフェクトに近い状態という素晴らしさを兼ね備えている。

通常このぐらいの月齢の子犬はエネルギーが有り余って、全ての動くものに対して反応をしまくり、吠えなどの行動をするのだがこの子は少々興奮をしたとしてもフィンガースナップでまたたく間に冷静になれる素晴らしい判断能力を持ち合わせている。

嗅覚優先で判断できるように育成中

「脳ある犬は嗅覚を使う」
犬の持つ最大のセンサーであり人間の数千倍とも言われる「犬の嗅覚」。
マルワン本羽田店ではこの「鼻センサー」を大切に育てることを最優先にしている。
「臭いを嗅いで判断できる犬は優秀」だからだ。

視覚や聴覚での情報も重要であるがこの鼻センサーこそが絶対的に秀でた部分であり、それを育てるのは至極当然と言っていい。
そういった意味においても、本羽田店のワンちゃん達のお部屋の作りは実に理にかなってると言っていい。

☑一つ一つの部屋が吹き抜けになっており、臭いをかぎやすくなっていること。
☑幼少〜ある程度の月齢まで運動できるスペースが確保されていること。
☑部屋同士の仕切りがアクリルで可視化されていること。

これらにより、鼻センサー・運動・社交性が幼少期から育まれるというメリットがある。
本羽田店に来店された際にはそのあたりもしっかりとチェックしていただきたい。

まとめ

「相棒感」
〜穏やかかつあらゆるアクティビティを共にこなしてくれる相棒。〜
そんな想いを抱いた独身男性がこの子のオーナーになるのかな？と直感的に思ってしまった。
なぜならば、この子の持つ素晴らしいポテンシャルはまさにその様な人にうってつけだからだ。

もちろんそうと決めつけるわけではない。
子供とも遊べるだろうし、ファミリー犬としてのマッチング要素も多分に秘めている。

上の写真は他のお友達と楽しく遊んでいる姿を撮影したものだが、社交性にも優れた一面を持っていることを付け加えたい。
公園での散歩においても、しっかりとした社会性を身につければ他のわんこともすぐに仲良くなれるだろう。

とかくパワフルなイメージだけが先行しがちなジャックラッセルテリアであるが、「運動」「躾」「愛情」のサイクルを実直に回し、そこに「栄養」「お手入れ」「社会性」を意識した生活をすれば、必ずや至高の「相棒となてくれるに違いない。

彼の持つ素晴らしいポテンシャルを更に育みつつ、運命の出会いを待つこととする。


Writer／Mr.K（マルワン本羽田店）

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