マルワンスタッフが自分の『犬猫とのファースト』を綴る企画【ファーストパートナー】！
第三弾は「まさか自分が（汗）」と冷や汗が止まらないペッツワン城山店&ワカバウォーク鶴ヶ島店の小川が担当させていただきます。

自分の人生は犬猫たちが溢れており、全部一から話していきたいところですが、それでは何回かかるかわかりません。
そこで今回はたくさんのファーストから『一番最初に自分が1から育てた子』をお話ししたいと思います。

“楽しくない”毎日の中で出会った『一番最初に自分が1から育てた子』

当時の小川は先代の愛犬との別れや事故などトラブル続きで、仕事と家に帰って寝るだけの生活になっていました。
同じ毎日が繰り返され漠然と『楽しくない』という思いだけ蓄積していました。

そんな中勤めていたペットショップに来た子が今の我が子です。
当時の自分は半分自暴自棄になっており、次の子を飼うのを躊躇していました。
そんな中、友人知人から『犬をお迎えした方がいいかもしれない』と背中を押してもらい、ジャックラッセルテリアのジャックリーンをお迎えしました。
いろんな生き物と兄弟のように育ってきた自分ですが『一番最初に自分が1から育てた子』はジャックリーンが初めてです。

▲ペットショップ入店の際の写真 ずっと飾っているので若干色褪せ（笑）

小川家の暴れん坊将軍ジャックリーンはこんな子

毎日休みなく仕事&深夜帰りの中でも笑顔で迎えてくれる我が子

ジャックリーンがいるおかげで頑張れました。

ジャックリーンをお迎えした当時は非常に忙しく、ほぼ毎日仕事をしていました。
そのためジャックリーンは家でお留守番する頻度が多かったです。
ですがたまに取れた半日休みや遅くに帰ってくると、満面の笑みと高速で尻尾を振りながら『何して遊ぶ？何して遊ぶ？』と迎えてくれるジャクリーンのおかげで
『楽しくない』と思うことがどんどんなくなっていきました。
同時に『この子にも楽しいと思ってほしい』と思うようになりました。

大変なこともたくさん（笑）

せっかく買ってあげたおもちゃを壊したり、体調を崩して心配かけたり、『生き物って思い通りにいかない！』と思うことはあります。
でも
『このおもちゃでそんなに夢中になって遊ぶんだな』
『体調悪くても「お散歩」っていうだけでこんなに元気に（笑）』
など、予想通り、思い通りにならないからこそ、その子の成長やその子の考えてることに想いを巡らすのが楽しいのだと思います。

ジャックリーンのおかげで自分のかけがえのない時間ができた

ジャックリーンががきて一番変わったことは
『自分とジャックリーンの時間を大事にする』ということかもしれません。

どこか
『別にいいか』
『予定もないしな、、、』
『やりたいこともないし』
と無意に過ごしていた時間が、大切な我が子との時間に変わりました。

・『ジャックリーンとどこかに行こう』と考える

・『ジャックリーンが好きそうなおもちゃを買いに行こう』と行動する

・散歩中に『この道進むとこんな雑貨屋さんあったんだ！今度行ってみよう』と新しい発見をする

・面識のない人とも『可愛いワンちゃんですね』から会話が始まる

・『この公園ドッグランある！今度行ってみよう』と休みをもらったり

そんなふうにジャックリーンの時間を作ると同時に自分の時間や自分の世界が広がっていきました。

家族を繋いでくれたのも我が子のおかげ！家族の中心となる絶対的な存在

ジャックリーンが来てからもう一つ変化がありました。
結婚して妻と生活するようになったのです。
うちの夫婦にとってジャックリーンは絶対に欠かせない存在です。

ある時は“共通の話題”

ある時は“喧嘩の仲裁”

ある時は“家族に笑いをくれるアイドル”

常にジャックリーンが家族の中心で家族を支え、家族が円満になれるよう救ってくれます。

ただ！パパっ子だったジャックリーンが最近ママと寝るようになったのが最近の我が家の火種にもなっています！！（笑）

いいことばかりじゃないけど、この仕事が好きなのも我が子のおかげ

何歳になっても別れは辛いですが、感謝もあります。

ジャックリーン同様に家族ができお迎えしてもらった後もいつかはお別れの日が来ます。
僕もペットショップに入り15年になり、お迎えしていただいた子達がお空に旅立った報告を受けます。
とっても辛いことですが、我が子たち（お店の卒業生）が家族と共に過ごし、たくさんの思い出と素敵なきっかけを作ってくれたことを誇らしく思います。
全ての子たちがジャックリーンの兄貴分、姉貴分、弟分、妹分たちです。
そして大事に育ててくれたご家族一人一人は自分の大切な恩人です。

これからワンちゃんネコちゃんを迎える方へ

実家や友人の家などでワンちゃんネコちゃんと触れる機会のあった人はお客様の中にもたくさんいます。
でも『一番最初に自分が1から育てた子』というのは全く違う経験、感情、思い出、人生観をくれます。
少なくとも自分はジャックリーンがいたから今の自分がいると思っています。

きっかけはなんでもいいんです。
『可愛いと思った』
『寂しいと思った』
『時間を持て余した』
『憧れだった』
など様々なきっかけでお迎えする家族様を見てきました。
そして同時になかなかお迎えに踏み切れない方々も見てきました。
なんだったら自分も友人に背中を押してもらうまで、お迎えできなかった人間の1人です。
そんな時はまずは周りの人に相談してみてください。
そして相談相手に候補の1人に自分が入れたら、これ以上ないくらいとても嬉しいです。
もしお迎えすることが決まったら将来その子と飼い主様がどんな思い出を作ったかお話を聞いたり、お店に遊びにきてくれる日が楽しみで仕方ありません！
そんなお客様やジャックリーンの弟分、妹分たちと『一番最初に1から育てた子』に元気付けられて今日も自分は『楽しく』毎日を過ごしています。

長くなりましたのでそろそろ次回のライターにバトンタッチしたいと思います！
次回のライターはマルワン随一のお散歩集会所店舗の東日暮里店の川口さんです！
よろしくお願いします。

文/小川龍馬

マルワンってどんなペットショップ？