【大倉山店わんにゃん基礎講座】
「ワンちゃん・ネコちゃんをお迎えしたら基本的になにをしてあげたらいいの？」とご質問を頂いたので・・・

今回はワンちゃん・ネコちゃんの基本のケア5選をご紹介致します！！

その1.食事

ワンちゃん・ネコちゃんの生きていくエネルギーを補うためにも食事は大切！
「ただ、ごはんを与えれば良い」と言うわけではなく、その子に合った食事内容・回数・形状・原材料などを考慮してあげることが必要です。

例えば・・・
歯が生え揃わない子犬ちゃんにカリカリの大粒は与えませんよね？
肥満気味な子に高カロリーなものを山盛り与えませんよね？

ワンちゃん・ネコちゃんの健康状態を観察しながら、年齢・生活習慣を考え、量や栄養を状態に合わせた食事管理をしてあげましょう♪

ちなみに私は「餌」って表現は好きではありません。
ワンちゃん・ネコちゃんとも「食」を通しながらコミュニケーションを図りたいと思っているので「ごはん」と言っています。

その2.運動

ワンちゃんの場合であればお散歩。
ネコちゃんならばキャットタワーでの上下運動などですね♪

運動をすることでのメリットはたくさんあります！
・運動不足解消
・飼い主とのコミュニケーション
・ストレス解消
・社会性の構築
などが挙げられます。

お外での音・ニオイなどから、あらゆる情報を得ているのです！！
運動量が足りていない場合だと、肥満・将来的に関節疾患・呼吸器疾患などの病気のリスクも高まる可能性があります。
また、運動不足はワンちゃんの問題行動の原因にもなります。

お散歩は少ない量で済む小型犬でもリフレッシュのためにもお散歩に出かけてあげてください。
犬種や月齢にもよってお散歩スタイルは変わってくるので、愛犬の生活スタイルに合わせて楽しんでくださいね♡

その3.環境配慮

安全の確保は、ワンちゃん・ネコちゃんにとって一番重要なものだと私は考えています。

人間に置き換えるとわかりやすいかと思いますが・・・
・騒がしくて安心して眠れない
・緊張しすぎて食事が喉を通らない
・慣れない場所でお腹の調子が悪くなる
などなど・・・
これはワンちゃん・ネコちゃんでも起こりえることです。

安心できる安全な場所を用意してあげることが大事！
なので私は絶対サークルの用意をおすすめしています。

また、誤飲してしまいそうなものや齧ってしまいそうなものは先に片付けておく。
事故や怪我をさせないよう先回りすることが必要です。

また室温コントロールも重要。
室温は25℃前後・湿度が40%くらいがベストです。
空気が停滞しないようにサーキュレーターなども使いながら上手に温度管理をしてあげてください。

ワンちゃん・ネコちゃんも熱中症になります。
特に鼻ぺちゃの短頭種は注意が必要です！

その4.衛生面でのケア

・約月に1回のシャンプーやトリミング
・爪や耳は汚れていないか
・歯磨き
・ブラッシング
・生活空間を清潔に保つ
など。

ブラッシングを怠ってしまうと、毛玉や皮膚炎などのトラブルを引き起こしてしまいます。
ワンちゃん・ネコちゃんが気持ちよく生活できるような生活空間は必要不可欠ですね！

その5.健康管理

・必要なワクチン接種
・ノミ・ダニ予防
・フィラリア予防
など感染症予防は人間と同様に必要なことです。

また、上記の全ての管理をすることでワンちゃん・ネコちゃんの健康管理にも関係してきます。
毎日の様子を観察している事で「いつもと違う」により早く気がつくことができます。

一番側で見ている人の「いつもと違う」と言った違和感って本当にすごいんです！

日々のワンちゃん・ネコちゃんの健康状態を把握しておくことはとても大切なことです。
定期的な健康診断も忘れずにおこなってくださいね♪

まとめ

おおまかに上記5選がワンちゃん・ネコちゃんの基本のケアとなっております。

ワンちゃん・ネコちゃんは言葉を喋れません。
しかし、何かしらのサインを送ってきてくれています。
そのサインにいち早く気がつけるように日々のケアをコミュニケーションの一つと考えて大切にしてください♡

Writer/HANA