こんにちは!!
大人気のユーザーコラム第3弾の公開です(*^^*)
今回はラガマフィンのあお君との出会いです♪
第三回「ラガマフィンがウチにやってきたとき」

いかがおすごしでしょうか。
オジサンです。
前回はアメショの「ゆず」がウチにやってきたときの七転八倒の思い出をお伝えしました。
今回はそののちにウチの末っ子となるラガマフィンの「あお」がウチにやってきたときのことを思い出しながら話していきます。

「ゆず」の参加により数年ぶりにネコと暮らすことになった僕ら夫婦。
久しぶりの毛玉との生活に、ああ、こんなこともあったね、と思いながら日々ぐんぐん成長していく「ゆず」の愛くるしさにメロメロになりながら季節は過ぎていきます。
着実に環境に慣れていく「ゆず」はイタズラ大好きキャットとして日々新鮮な驚きを僕らにプレゼントしてくれますが、それこそが生き物と暮らすことの大切なポイントなのだろうと思います。

ネコジャラシの紐が足に絡まりパンパンに足を腫れ上がらせて、寄るもの全て鉤爪の染みにしてくれるわとハラハラさせてくれたり、それでもいまでも元気に一緒に暮らしてこられていることには感謝の気持ちが溢れます。

そうこうしながら「ゆず」がウチの家族となって一年を迎えようとしている年末のことです。
僕と奥様はお昼ご飯を外食に行き、おなかもいっぱいの状態でこの後どうしましょうかと気だるい頭で考えたことは「マルワンにいってかわいいパピーたちでも愛でて帰るかいのう」という浅はかなプランでした。
「ゆず」が家族になってから、これで僕らも怖いものはないとばかりに足しげくマルワンに通うようになったオジサン。
入学しては卒業していくパピーたちを眺め、このコもかわいいのう、あのコもかわいいのう、と勝手に保育係気分で大倉山メンバーの追っかけをするようになっていましたので、そのときにどんなメンバーが店頭にいるのかは大体わかってはいました。
そんな軽い気持ちで店頭に向かった僕ら夫婦。
「やー、どうもどうも」などとヘラヘラするオジサンを尻目に凍り付く奥様の姿。
その目の前にはフッサフサの尻尾をキャットタワーの上からプランプランさせている一匹のラガマフィンがいました。

その当時、大倉山には「猫島」というプレイルームがありました。
当時在籍していたニャンコが4匹、一緒にプレイルームでキャッキャキャッキャしているというネコ好きにはたまらないシチュエーションです。
そのなかの一匹のラガマフィンの男の子がいたのです。
僕はメンバーをはっきり覚えています。


おっとりしたブチのスコティッシュフォールド君、キツネのようなキリリとした表情のメインクーンたん、人懐こいロシアンブルーにゃん、そして、いつ見てもキャットタワーの最上段で微動だにせず眠りこけているラガマフィン。

もともとシュっとしたネコが第一希望だったオジサンは「ゆず」を迎え入れてからもロシにゃんのしなやかな姿にうっとりしたりしていました。
一方で、猫島メンバー以外にも素敵キャットが入学しては卒業していくなかで「やっぱり大型猫もいいよな！そのうえ長毛ならモッフモフだよな！」という猫好きなら一度は考えるネコ毛布で温まりたいという願いも持ってはいたのです。
猫島のメインクーンたんは文句なしにかわいい、ノルウェージャンはイジワルそうな顔がたまらない、そんなことを思いながら暮らしていたオジサンは何故かラガマフィンはノーマークだったのです。


おそらく、ラガはいつ来てもキャットタワーでグースカピーだった記憶があるので他のキャッキャしてる猫さんたちに目が奪われていたのでしょう。
そんなこんなで油断全開もいいところで奥様を連れていったわけですが、今回は奥様がキュピリーンとなにかを感じ取ってしまったのです。


「あれ、めっちゃいい」
タワーの上でゆらんゆらんしているラガの尻尾を見つめて奥様はまさになにかにとりつかれたかのように僕に訴えかけてきます。
よくよく見てみれば、キレイなブルーの柄と真っ白なコート。
眠そうな顔をしているけど、長毛大型種という僕のハートに真っすぐブっ刺さる存在感。
いかん、ここは僕が気を確かに持たねば、と思ったのも一瞬です。
奥様はさも当然とばかりにラガを抱っこすることにしていました。

その当時でもう11か月になろうとしていたラガちゃん。
まだ子猫の線の細さはあるものの、しっかりしたネコになりつつある雰囲気。
「なんですか？」とトボケたかんじでいるものの、人間に顔合わせをするとかすかにキリリと引き締まる表情。
あかんコレ、と思ったときには僕は逃げ場を失った気持でいましたが、奥様はそれ以前にもう決断していたのかもしれません。
後ろ髪をひかれる思いでマルワンを後にしてスーパーに買い物に行くことで平静を取り戻そうとするフリをしましたが、道すがら「名前どうしようか」という話をしていた時点で決着はついていたのだと思います。

翌日、シレっとお迎えにいきました。
店長に「ラガ？ノルじゃなくて？ラガ？」と言われましたが、ホッコリえびす顔で「いやあ、増えちゃうのー」などとほざいたような気がします。
当の本人（本ねこ）は「なんですか？おでかけですか？」的なまだ騒ぎの正体をつかみかねている様子ではあるものの、「よし、じゃあ帰るぞ」と連れ帰りました。
オジサン家（二年連続・二回目・神奈川）に新たな家族が増えることになったのです。

そこまではよかったのです。

連れ帰った瞬間に我が家にまきおこった一連の騒動は次回「多頭になったらこうなった」でくわしくお伝えしたいと思います。


それでは次回（があれば）お会いしましょう。

オジサンでした。